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玉川徹氏が激論バトル「自転車は免許制にすべき。成人に関しては」持論主張に専門家は異論

日刊スポーツ / 2024年12月18日 10時54分

玉川徹氏(2019年撮影)

元テレビ朝日社員の玉川徹氏は18日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、自転車運転の罰則強化をめぐるパネル企画で、自転車を免許制度とするべきという持論を述べ、ゲスト解説した専門家と激論となるひと幕があった。

道路交通法改正を受けて、11月から自転車運転中にスマホなどを見ながら運転する「ながら運転」の罰則が強化されたほか、自転車の酒気帯び運転が新たに罰則の対象となった。この日の番組パネル企画では、自転車による事故が増えていることや違反行為の実態を紹介。対策策にも触れた。

自転車による事故がなくならない中、玉川氏が「成人に関しては、免許制度にすべきだと思う。子どもはしょうがない。小学生くらいまでは。でも、小学生なら学校で教えることができるが、大人はそういう場がなく、意識の変えようがない」と提案した。

これに対し、NPO法人「自転車活用推進研究会」の小林成基理事長は「これから変わろうとしている。2年以内に反則金制度を入れ、違反をすると損になるという状況をつくれば、分かりやすくなるし教育のプログラムもつくっている」と説明。その上で「玉川さんがおっしゃったけれど、免許制度についてはちょっと勘違いがあると思うんですよ」と、玉川氏の意見に反論し「考えて頂きたいのは、車は免許があるが事故は減らないし違反もやる。免許制度やナンバー制度を入れれば片付く、というのは勘違いと思う。教育をすることが重要」と述べた。

すると、玉川氏が「じゃあ、どうやって教育をするんですか。矯正を」「大人にどうやって矯正するんですか」と矢継ぎ早に質問。「大人に関してですか?」と応じた小林氏に「だって『知らないで(違反を)やっていた』とかおっしゃっている方がいる」と述べると、小林氏は「取り締まりを厳しくしようということと、メッセージが伝わるようにする」と提案した。

玉川氏は小林氏が発言中に「どうやって?」と指摘し、小林氏が説明で応じると、MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一が「教育の1つとして、免許という選択は、小林さんとしてはあまり有効じゃないということですか」とフォロー。小林氏は「世界中、自転車の免許制度をとっているところはない。免許制度を維持するのは莫大(ばくだい)なお金がかかる。それよりむしろ教育。(今は)伝え方がまずい」と訴えた。

これに対し、玉川氏は、自動車免許の更新時の教育機会を設けることを提案したが、小林氏は「免許を書き換える時に結構、講習しているんですよ」と説明。これに対し、玉川氏は「アシスト付き自転車とか、動力の付いている自転車だってあるが、それでも信号無視して歩道を走っている人がいる。免許がなくてそういう自転車に乗っている人たちに、どうやって教習するんですか。無理です。免許制度にしないと絶対、矯正なんかできない」と持論を譲らなかった。

これに小林氏は「免許制度にする必要はないでしょ? 教育の制度を、ちゃんとつくるべきなんです」と変わらず反論。元AERA編集長長のジャーナリスト浜田敬子氏が「たとえば、自転車を買うときにビデオを見て登録する」と間に入って提案すると、小林氏は「今、自転車を買うと、いろんなルールは付いた本がついてくる」と述べたが、玉川氏は「読みませんよ」と突き放すように述べた。

小林氏は「逆に、それを読んで…」と述べかけたが、玉川氏は「免許更新の時に教習所に行って冊子を渡されるけど、あれを全部詠んでいる人が一体、どれくらい、いますかって」と疑問を呈した。

羽鳥はこの玉川氏の発言に「それはそうだけど。それを言っていたら進まないから。読まないと言っていたら進まない」とたしなめつつ「玉川さんの言っていることの方向性は、いいと思います」とフォローしていた。

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