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野田佳彦氏、安倍晋三元首相との党首討論は「言論の果たし合い」振り返る

日刊スポーツ / 2024年12月21日 14時47分

立憲民主党の野田佳彦代表(2024年10月撮影)

立憲民主党の野田佳彦代表(67)が、21日放送の読売テレビ「あさパラS」(土曜午前9時25分)に出演。漫才コンビ「ハイヒール」リンゴ(63)のインタビューに応じた。

この日の番組では、名物企画「ハイヒール・リンゴの国会へ行こう!」の第13弾として、リンゴとものまね芸人のJP(41)が国会などを訪れて各党の党首や話題の議員らを取材した。

野田氏が同番組の取材に応じるのは6年ぶり。野田氏は2011年9月から2012年12月まで内閣総理大臣を務めており、6年前にリンゴが取材した際には、自身を含む歴代首相が描かれた、特製のマトリョーシカをリンゴにプレゼントしていた。

リンゴが「この次の(マトリョーシカの)大きいの(=次の首相)も野田さんというふうに思っていませんか?」と問うと、野田氏は「もちろん政権交代を目指すということは、そういうことなんですよね」とうなずいた。

リンゴは、他の野党が政権交代までは望んでおらず「キャスティング・ボートを握って、1つの政策に対して是々非々でやっていきたいというようなお考えが主流になっている中で、何があっても政権交代?」と改めて質問。

野田氏は「何があっても政権交代。10数年に1回ぐらい、それぐらいやらないと。お金の使い方を変えるというところに政権交代の意味があるじゃないですか。我々の時(2010年の民主党政権下)は、バラマキと言われたけれど、たとえば高校授業料の無償化とか、やっぱり『よかったね』ってみんながマネするようになった。10数年に1回何かをやると、いいことはみんなが継承してくれる。そういうことをたまにはやらないと、政治は変わらないと思います」と語った。

さらに、民主党政権で野田氏が首相を務めていた2012年、当時の自民党総裁だった故安倍晋三さんと議員定数削減をめぐって党首討論を行った際、野田氏が衆議院を「解散します」と宣言。その後の選挙で民主党が惨敗し、第2次安倍内閣が発足したことについての話題になった。

当時の安倍さんとのやりとりについて、野田氏は「言論の果たし合い」と表現。リンゴが「あれはすごかったな。ちょっと安倍さんも『ウソ~』みたいな顔してましたよね」と言うと、「あの一瞬では勝ってたんですよ、果たし合いでは。合戦で負けちゃった…」と苦笑。「安倍さんに政権を明け渡したのは私なんで、取り返す道筋を作るのは自分」と力を込めた。

また、普段の息抜きに話が及ぶと「風呂が好きなんでね。でも、行けないじゃないですか。一応、SPさんも付く状況になったので。温泉地は行くんですよ、講演とかで。でも温泉に入れない。悔しいから、登別の湯とか草津の湯とか、入浴剤を買って家で入れて、行ったような気分になる」と明かした。

リンゴに「悲しい…。ストレス溜まりません?」と聞かれると、「まあ…。でも、そういう生活になっていますね」と穏やかに話していた。

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