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【韓国】「射殺」と書かれた“デスノート”発見 非常戒厳の計画「北朝鮮挑発」とも記されていた

日刊スポーツ / 2024年12月24日 9時27分

韓国国旗(2018年2月撮影)

韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が発令した非常戒厳を捜査中の警察国家捜査本部特別捜査団が、「ロッテリア密談」を主導したノ・サンウォン元国軍情報司令官の自宅で「戒厳企画ノート」を押収した。捜査団関係者は23日、約70ページに及ぶ手のひらサイズのノートに書かれていた内容を一部公開した。

韓国の各メディアによると、ノートには「北方限界線(NLL)で、北朝鮮の攻撃を誘導する」とのメモがあった。その内容に対し、多くのメディアは「北朝鮮が挑発に応じて局地戦になった場合、非常戒厳の理由ができる」と分析した。

これまで、第1野党の共に民主党が「(非常戒厳の中心人物の1人)キム・ヨンヒョン元国防部長官が、北朝鮮の平壌に無人機を送り、北朝鮮がゴミ風船を散布する地点に対する打撃などを指示した」と主張して告発したが、それを裏付けるようなメモ内容となっている。

また、ノートには非常戒厳の具体的な計画も記されていた。「国会封鎖」や「政治家、言論人、宗教人、労組、判事、公務員などは『回収対象』」と書かれており、週刊誌の週刊朝鮮によると「回収とは逮捕の意味と解釈される。さらに、判事など一部対象者は実名が記載されていた」と報じた。

また捜査本部長は23日、国会に出席し「ノートには『射殺』という単語も書かれていたのか?」と聞かれ「否定できない」と答えるなど“デスノート”が話題の中心になった。

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