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神尾楓珠「5年で成長した姿見て」ボートレース新CM発表会 前田旺志郎がシリーズ初参加

日刊スポーツ / 2024年12月24日 17時50分

「ボートレース2025新CM発表会」で笑顔で思いを語る神尾楓珠(撮影・浅見桂子)

俳優の神尾楓珠(25)江口のりこ(44)矢吹奈子(23)前田旺志郎(24)が24日、都内で、ボートレース2025年新CM記者発表会に出席した。

神尾が演じる、ボートレース界のトップレーサー「カミオ」を中心に展開する同シリーズは5年目を迎え、今回も全12話のストーリー仕立てで人間ドラマを描く。この日は、カミオの師匠にあたるレジェンドレーサー、シドウ役の中村獅童(52)が歌舞伎公演中のため欠席。神尾は「一緒に登壇したかったんですけど」と、獅童の等身大パネルを持って登場。「5年はあっという間。このCMの中でもカミオがすごく成長している姿を見てもらえると思います。ボートレース界を背負って立っていくカミオの姿をぜひ見てもらえたら」とあいさつした。

今シリーズでは、カミオに憧れる新人レーサーのオウシロウ(前田)と、笹野高史(76)が演じる現役最年長レーサー、ササノが初めて登場する。第1話でカミオが弟子入りを熱望するオウシロウに追いかけ回されるシーンは、かつてカミオがシドウに弟子入り志願した場面と重なる。神尾は「同じようなシチュエーションで、懐かしい気持ちがありました。シドウさんはシドウさん、カミオはカミオなので、カミオなりの師匠になっていけたら」と話した。

神尾と前田は過去に同級生役で共演経験があり、普段から仲がいいという。初めての先輩後輩役に、“先輩”の神尾が「気持ちよかったですね」と言えば、前田は「僕はちょっと最初、抵抗というか…。神尾さんって人生で呼んだことなかったので。ちょっとシャクでした」と笑わせた。初参加ながら、撮影中にボートについて学んでいったと言い「才能だけで勝ち続けることがほぼないスポーツ。すごくおもしろいし、奥が深い」と話した。

2年連続出演となる江口は、母の顔も持つベテラン女子レーサー、ノリコ役。同じく前年から続投の矢吹は、ボートレースの歴史に名を刻みたいと願う次世代ヒロインのナコを演じる。矢吹は「性別も年齢も問わず、同じ場所で躍動する。そのボートレースの世界観を見ていただきたいですし、楽しんでいただきたい」とアピールした。

トーク後半には、それぞれが24年を振り返る「書き納め」と、25年の「書き初め」の漢字1文字を発表した。神尾は体調を崩さなかったとして今年の漢字を「健」、来年は海外1人旅に挑戦したいと「旅」の字を選んだ。前田はたくさんのことを教わったとの理由で今年を「溜」、来年はためたものを爆発させたいと「爆」にした。

「友」と書いた江口は「しんどい時に友達、仲間に随分と支えてもらったので」と説明。さらに「来年はいろんなことを改めたい。体のこととか。例えば首が痛い時に、痛いからしようがないじゃなくて、ちゃんと治してこうと思います」と「改」を選んだ。矢吹は「今年はよくも悪くも考えすぎた」ので「考」と、「来年は自然体で。自分のことをもっと知って、学んで成長していきたい」と「学」の文字を記した。

最後は5年連続の出演となる神尾が代表してマイクをとった。「5年の月日を感じるようなCMになっていると思います。新キャストの方も含めて、ボートレースの素晴らしさを伝えられるように撮影しました。どのキャラクターのことも応援してもらえたらなと思います」と締めた。

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