「懐かしい朝鮮」死亡した北朝鮮軍の遺体から手紙 ウクライナ軍が公開

北朝鮮国旗（2005年撮影）

ウクライナ特殊戦司令部は24日、ロシアのクルスクで射殺した北朝鮮軍兵士が所持していたという手紙の内容を公開した。

韓国複数メディアが報道。ノートをちぎって黒いボールペンで書かれていた手紙には「懐かしい朝鮮、愛する父親と母親の懐を離れ、ここロシアの地で、誕生日を迎える私の最も親しい戦友が健康であることを願い、誕生日お祝いのあいさつを申し上げます」という文が書かれていた。日付は9日となっている。

ウクライナ軍は、兵士が持っていたパスポートに記載された名前について「ジョン・ギョンホン」と明らかにし「これは解読された一部で、他にも翻訳が進行中だ。さらに多くの内容が公開されるだろう」と公表した。

ウクライナのゼレンスキー大統領は23日、X（旧ツイッター）に「クルスク地域で死亡または負傷した北朝鮮軍がすでに3000人を超えた」と主張した。