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古川雄大主演のNHK「コトコト~おいしい心と出会う旅~」富山編は柴田理恵、新潟編は小林幸子

日刊スポーツ / 2024年12月27日 10時53分

NHK「夜ドラ コトコト~おいしい心と出会う旅~」の制作発表に出席した古川雄大(中)。左は柴田理恵、右は小林幸子

俳優で歌手の古川雄大(37)主演のNHK「夜ドラ コトコト~おいしい心と出会う旅~」の「富山編」(来年1月6~9日午後10時45分)と「新潟編」(同13~16日午後10時45分)が26日、発表された。東京の百貨店のバイヤー(古川)が全国を旅して、その土地の魅力的な食材を探し求める、いわゆるグルメドラマ。富山編は女優柴田理恵(65)、新潟編は歌手小林幸子(70)と、ご当地出身のスターが出演している。

古川演じるバイヤーの結稀宏人は、日本全国を巡って物産展に出す商品を探している。地方で見つけた食材でスープを作るのが趣味で、旅先で出会う人々の心をスープで癒やしていく。脚本はTBS「コウノトリ」、NHK「探偵ロマンス」の坪田文氏(40)。

堀内裕介チーフプロデューサーは「企画段階で日本海側から始めようということになった」と、第1弾が富山編で、第2弾が新潟編が決まった。「当初は3月からの撮影を予定していたのですが、能登半島の震災で予定が立たなくなってしまった。でも、新湊漁港の人からドラマ化され放送されることが励みになると言われたのです。地元の人たちの熱意と協力で制作することができました」と振り返る。

富山編では富山、高岡、射水、上市が舞台。柴田は上市町でブロッコリーを育てる農家の女性、俳優濱尾ノリタカ(25)が新湊漁港の漁師を演じている。柴田は「富山には何もないように思っていたが、実は富山にはおいしいものが選びきれないほどいっぱいある」。古川は「撮影中に食べたシロエビのかき揚げ定食が甘くておいしかった」と話している。

新潟編では、十日町市を訪れる。新潟へ移り住んできた相場美羽(高梨臨)、地元で長年暮らすおばあさん味方チヅ子(藤田弓子)、女子高校生久保埜恵菜(新井美羽)と出会う。小林はスナックのママ役で登場。「プロの歌手のようにうまいという役柄なんですが、それも、モーニング娘。の『LOVEマシーン』から始まっているんです」と笑った。

富山編は今月8日、新潟編は15日にBS NHKで放送された。大きな反響があったことから年明けに15分枠の「夜ドラ コトコト~おいしい心と出会う旅~」として、それぞれ4夜連続放送することになった。 第3弾目として群馬編の制作も決定。伊香保温泉が舞台で、群馬出身のタレント井森美幸(56)と俳優渋川清彦(50)が出演。他にバンド「グループ魂」のドラマ三宅弘城(56)、女優小林涼子(35)が出演する。

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