【紅白リハ】初出場Omoinotake、ドラマ主題歌で大ヒットの「幾億光年」パフォーマンス

記念撮影に納まるOmoinotakeの、左から冨田洋之進、藤井怜央、福島智朗（撮影・鈴木みどり）

＜第75回NHK紅白歌合戦リハーサル＞◇28日◇NHKホール

初出場のOmoinotakeは「幾億光年」を披露する。ボーカル＆キーボード藤井怜央（32）は「紅白歌合戦に出続けるというのを目標に活動してきました。大きな1歩をいよいよ踏み出すことができると思うとワクワクしておりますし、最高のパフォーマンスができれば」と意気込んだ。

リハーサルを終え、ベース福島智朗（32）は「ぼんやりといていた夢がやっと具現化して見えた」と笑顔。ドラム冨田洋之進（32）は「演奏以外でもいろいろな催し物があって、その辺も普段出演させていただく音楽番組とは雰囲気が違うなって思いました」と話した。

島根県の中学の同級生だった冨田、藤井、福島による3人組バンドで、12年に結成。地元のライブハウスでは紅白のライブビューイングが行われるといい、福島は「地元の若いバンドマンもその場で見てもらえると思うので、僕も頑張ろうと思ってもらえるきっかけになればと思います」と力を込めた。

今年1月期のTBSドラマ「Eye Love You」の主題歌「幾億光年」が大ヒット。9月からは自身初の海外公演を含むワンマンツアーを開催するなど飛躍の1年となった。今年の漢字を聞かれると、福島は「幾億光年の『光』。光のように遠くまで曲が届いた1年でもあったし、僕たちの活動の中でもやっと光が差してくれた年だったと思います」と笑顔を見せた。