大泉洋が涙 父の恒彦さんもかつては俳優志望で…「ハンカチ入れておくんでしたね」

大泉洋（2024年9月撮影）

俳優大泉洋（51）が29日放送のNHK「ファミリーヒストリー」に出演。父、恒彦さんの言葉に涙する場面があった。

恒彦さんは俳優になるという夢をかなえるため、高校3年生の頃日本大学の芸術学部への進学を希望するも、自身の父から断られたという。北海道に住んでいたため「『金がない、東京に子どもを出すといったら相当な金がかかるんだ』って言うからね」と、夢を諦めざるを得なかったことを告白した。そのため「(洋が)浪人させてくれと。いいぞ、好きなようにせいと言って。つまり僕が親からされなかったことは、必ず息子たちにはしてやろうと」といい「とにかく子どもたちがやりたいということは、借金してでもやらせてやろうと」と思いを語った。

洋の活躍を誇りに思っているという恒彦さんは「私がそういう（俳優になりたい）気持ちだったから、あいつがそうなったとは思ってないけれどもね」としつつ、「私はもっとやってくれと思ってる。もっともっと努力をしてもらいたい。テレビを見る人も映画を見る人も、俳優の姿が素晴らしいと思うのではなくて、演じられている内容が素晴らしいということを思わせてくれるような俳優になってもらいたいな。60、70になっても俳優として生活できるのであればこんなに素晴らしいことはない」と洋へエールを送った。

これを受けた洋は目を赤くして「いやぁ、やっぱり泣いちゃいましたね、これは。やっぱりハンカチ入れておくんでしたね」と涙ながらにつぶやいた。