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「日本を侮蔑」トレンドに 日本製鉄による買収禁止命令受けたUSスチールCEOの怒声明に反響

日刊スポーツ / 2025年1月4日 15時43分

バイデン大統領(ロイター)

「日本を侮蔑」というワードが4日、インターネット上のトレンドワードになった。

まもなく退任するバイデン米大統領が、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチール買収の禁止命令を出したことをめぐり、USスチールのデビッド・ブリット最高経営責任者(CEO)が3日(現地時間)に発表したコメントに含まれていた言葉。USスチールが公表したコメントで、ブリットCEOは、バイデン大統領の判断を「恥ずべきで、腐敗している」「USスチールと社員の未来、国家の安全保障を損なうものだ」と批判。その上で「経済、安全保障上で重要な同盟国である日本を侮蔑しており、米国の競争力を危険にさらしている。中国共産党の指導者たちは、小躍りして喜んでいるだろう」と指摘している。

日本製鉄側は、バイデン氏の判断を踏まえて、米政府の判断は法令違反に当たるとして、米政府を提訴する方針を固めたとも報じられている。

SNSには「すげー、USスチールのプレス見てたらバイデンに対してコレ以上ないガチギレっぷりを見せてるw」「とても残念な結果」「USスチールの幹部も買収に賛成している。政治的意向で買収阻止して愛国心を鼓舞しようとしても、返って逆効果である。いらぬ横槍・干渉だ」「USスチール、エグいな」「ワンチャン、トランプにひっくり返してもらう余地はありそーな」「会社同士で話は決まってたのに、バイデンが勝手に『はいダメーwww』って決めた」「誰も得しないことをやってのける」など、USスチールCEOの怒りの激しさへの驚きとともに、バイデン氏の判断に批判的なコメントが多く寄せられている。

バイデン氏は1月20日にトランプ次期大統領が正式に就任するのを受け、退任する。

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