中日ファン伊藤匠叡王「二軍で好成績を残してこられた方」井上一樹新監督の手腕に期待

初防衛とほかのタイトル戦での挑戦を目指す伊藤匠叡王

将棋の伊藤匠叡王（22）が4日、都内のスタジオで行われた「ABEMAトーナメント2025」の収録にタイトル保持者として初めて参加した。

新年を迎え、16人が参加して挑戦者を決める本戦トーナメントがスタートする。初の防衛戦を控えて待ち受ける側として、「開催時期は決まっているし、挑戦者が決まってから考える。どういう将棋が指せるかが課題。防衛できれば、ほかのタイトル戦にも挑戦したい」と意欲を見せた。

盤を離れれば大の中日ファン。井上一樹新監督の手腕にも期待している。「二軍で好成績を残してこられた方なので、チームをまとめられるかもしれない」と期待する。浮上の鍵を握る選手として、同い年の高橋宏斗投手を挙げていた。