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読売テレビ社長新年あいさつ 経営統合は「今、目の前に見えてきた未来のテレビ局の姿」

日刊スポーツ / 2025年1月6日 11時3分

読売テレビ

読売テレビの松田陽三社長が6日、年頭あいさつを行った。

同局は1958年に開局。今年で68年目となる。松田社長は、映像コンテンツがインターネットで視聴される時代となり、変革を求められる中で「先人たちが紡いできたytvの長い歴史、分厚い放送文化の蓄積の上に、我々は新しいテレビ、未来のテレビ局を作り上げていかなければなりません」

この先、開局100年目、さらにその先の姿に目を向け、「今年の新入社員が定年を迎えるのが42、3年後あたりだとすれば、現役の社員や経営陣には、その時代の未来のテレビを考えていく責務があります」と決意を語った。

同局は昨年、日本テレビ系列の札幌テレビ、中京テレビ、福岡放送と、共同株式移転による認定放送持ち株会社「読売中京FSホールディングス株式会社(略称FYCSHD=フィックスホールディングス)」を設立、経営統合すると発表した。

松田社長は「これが今、目の前に見えてきた未来のテレビ局の姿」とし、4局の経営統合により「強力無比な経営基盤が築かれ、格段に広くなるマーケットで、これまでなら躊躇(ちゅうちょ)したようなスケールの大きな仕事、リスクのある野心的な新事業にも取り組めるようになります」とメリットを強調。「FYCSは、まもなく始まる放送業界の再編、選択と集中、優勝劣敗の時代を、業界の先陣を切ってリードしていくことになるでしょう」と高らかに宣言した。

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