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藤井聡太7冠が「指し初め式」初体験「新しいことに挑戦することを恐れず」新年の抱負

日刊スポーツ / 2025年1月6日 14時39分

名古屋市の複合商業施設「ミッドランドスクエア」の名古屋将棋対局場での指し初め式に出席し、新年のあいさつをする藤井聡太7冠(撮影・松浦隆司)

藤井聡太7冠(竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖=22)が6日、名古屋市の複合商業施設「ミッドランドスクエア」の名古屋将棋対局場での指し初め式に出席した。

愛知県瀬戸市在住の藤井や、師匠で名古屋市在住の杉本昌隆八段(56)ら東海地区の棋士と女流棋士計9人が対局場に並べられた4つの将棋盤でリレー形式の模擬対局で新春を祝った。

22年6月に開場した名古屋将棋対局場で指し初め式が行われたのは初めて。東西の将棋会館を含め、指し初め式に初めて出席した藤井は、新年のあいさつで、「みなさま、あけましておめでとうございます」と笑顔を見せ、24年を振り返り「定跡の研究が深くなっている中、自分自身がどのようにな戦い方をしていくかを模索する1年だった」と話した。

今年の抱負として「新しいことに挑戦することを恐れずに、しっかりと実力を高めていきたい」と意気込んだ。

8日には叡王返り咲きを目指して、伊藤匠叡王(22)への挑戦権を争う本戦トーナメント1回戦で増田康宏八段と東京・千駄ケ谷の新将棋会館で対戦する。全8冠再チャレンジの25年が始まった。

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