紅白視聴率の瞬間最高は白組優勝の瞬間35・９％、B’z「ウルトラソウル！」締めは34・３％

24年12月31日、紅白歌合戦のエンディングで手を振る出演者たち

年末年始の各番組の視聴率が6日、ビデオリサーチ社の調べで明らかになった。大みそかに放送された「第75回NHK紅白歌合戦」の瞬間最高視聴率は、午後11時44分の35・9％で、白組の優勝が発表された瞬間だった。また歌手別では、大トリで出演したMISIA（46）が「希望のうた」を歌った午後11時35分の35・1％がトップだった。（数字はすべて関東地区）

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今回の紅白の瞬間最高視聴率は、白組の優勝が発表された瞬間だった。4年連続の40％割れとなったが、歌手別トップだったMISIAの歌唱から視聴者投票、VTRでの振り返り、審査結果の集計へと続くラストの盛り上がりは毎分34％を超え、白組勝利の瞬間最高へとつながった。歌手別のMISIAは23年に続き2年連続トップで、34・8％から0・3ポイント伸ばした。

特別企画も大きな注目を集めた。昨年10月に急逝した西田敏行さんを追悼する特別企画では、松崎しげる（75）田中健（73）武田鉄矢（75）竹下景子（71）が「もしもピアノが弾けたなら」を歌唱。松崎が「西やん、ありがとう！」とメッセージを送ったシーンが34・5％となった。

また、NHK連続テレビ小説「おむすび」主題歌を担当し、紅白初出場したB’zはサプライズで3曲を披露。「おむすび」関連を含め11分の出演で、瞬間最高は「ウルトラソウル！」のシャウト3連発で締めた後、橋本環奈（25）が「最高すぎです！」とコメントした午後10時1分で、34・3％だった。