1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

石破首相、麻生太郎氏らの米国派遣否定せず トランプ氏との会談前に「それが日本のためなら」

日刊スポーツ / 2025年1月7日 5時30分

麻生太郎氏と握手する石破茂首相(2024年10月9日撮影)

石破茂首相は6日夜、BSフジ「プライムニュース」(月~金曜午後8時)に出演し、今月20日に正式に就任するトランプ次期米大統領との会談をめぐり、トランプ氏と面識がある自民党の麻生太郎最高顧問や茂木敏充前幹事長らの人脈を活用する案を、否定しなかった。

番組の反町理キャスターに「会談前に、麻生さんや茂木さんに、行ってくれ、雰囲気を探ってきてくれ、と言えば(2人は)動く方だと私は思っている。たとえば特使みたいな形で行かせるという、いきなりご自身が行く前に、何かしらの対応をする手は、ありですか、なしですか」と単刀直入に問われると「みんな日本のために働きたいな、と思っている経験豊かな方々。そういう方の知恵や経験、人脈を最大限に生かすのが日本のためだと思う」と述べた。2人に依頼する可能性を「否定はしない?」と問われると「ぜんぜんしません。それが日本のためなら、私がお願いして行っていただくことも、十分あります」と語った。

「麻生最高顧問をはじめ、長い経験や人脈がある方々は、日本国のために最大限の力を発揮してくださると思う。私どもとして、謙虚に虚心坦懐(たんかい)にお願いしていかなければならないと思っております」とも述べた。

トランプ氏と自身との会談のタイミングについては「課題は、いろいろ整理していかないといけない。出たとこ勝負という話にはならない」とも訴えた。

首相周辺では一時、トランプ氏の大統領就任前の会談案も浮上したが、結局、就任後に持ち越しとなった。昨年の南米での国際会議後の会談も模索されたが、就任前はどの国の首脳とも面会しないというトランプ氏側の方針で見送りに。ただトランプ氏はその後、カナダのトルドー首相やウクライナのゼレンスキー大統領らと会談し、緊密な関係にあった安倍晋三元首相の妻、安倍昭恵さんをフロリダ州の私邸に招いて夕食をともにするなどしており、石破首相の国際社会での存在感は微妙なままだ。

麻生氏は、米大統領選出馬前のトランプ氏と昨年4月、ニューヨークのトランプタワーで約1時間、会談した。また茂木氏は、経済再生担当相時代の日米貿易交渉で、当時大統領だったトランプ氏に「茂木はタフだ」と手腕を評価されたエピソードを明かしている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください