村瀬哲史氏、大学受験予備校破産を断罪「『なんて無責任なこと』そのひと言に尽きる」

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お笑いコンビ、ブラックマヨネーズ吉田敬（51）、東進ハイスクールの地理講師を務める村瀬哲史（あきふみ）氏（52）が7日、カンテレの情報番組「旬感LIVE　とれたてっ！」（月～金曜午後1時50分＝関西ローカル）に出演。大学受験予備校「ニチガク」を経営する日本学力振興会（東京都新宿区）が近く、破産申し立てを東京地裁に行うことが分かったことについて言及した。

ニチガクの代理人弁護士によると、生徒数減少が止まらない中、パソコンの導入や自習室の整備に多額の投資をしたのが重荷となり資金難に陥った。返金対応ができるほどの支払い能力があるかも不明だという。18、19両日の大学入学共通テストを目前に控え、生徒らに動揺が広がった。

村瀬氏は「講師の立場からすると、『なんて無責任なこと』っていうそのひと言に尽きる」と断罪。「予備校というのは授業を受ける場でもあるんですけど、自分がどこの大学を出願するかという相談できる場でもある。今なら自習室が解放されていて、家とは違う環境で勉強に専念できる自学自習の場を与える役割もある。なんでこの時期にというそのひと言です」と自身も教育者の1人として、やりきれない思いをにじませた。

受験生に向けては「心苦しいけど、もう2週間後には共通テスト、その後には、私立大学の入試、国公立の2次試験がある。とにかく1日も早くモチベーションを上げてもらって、平常に戻ってもらうとしか言いようがない。本当に頑張ってほしい」とアドバイスしていた。