木村拓哉“職務履歴書”に「魔法使い」「内閣総理大臣」…新たな現場での鍵は「リセット」

「マイナビ転職　新TVCM発表会」に出席した木村拓哉

木村拓哉（52）が8日、都内で「マイナビ転職　新TVCM発表会」に出席。これまで演じてきた役柄を一覧にした木村の「職務履歴書」が公開された。

美容師からパイロット、内閣総理大臣と多岐にわたる演じっぷりを司会者が称賛すると、木村は「この履歴書持って行ったらはじかれますよ。職務経歴書に『魔法使い』って入ってる」と苦笑。「内閣総理大臣って書いてるヤツ痛いですよ、相当」と自虐した。

木村が美容師役を演じると、実際に美容師志望者が世間で急増するなど、たびたび社会現象を巻き起こしてきた。

03年には「GOOD LUCK！！」でパイロット役を演じたが、その反響は20年以上たった今でも実感する場面もあるという。

直近のエピソードとして「この間も、飛行機のお世話になるときがありまして、機内に入る1歩手前で（飛行機の）小窓に少しだけ意識を向けたときに、機長と副操縦士の方が『グッ』（サムズアップ）ってやってくれました。ヨシって思いました」と笑顔で明かした。

また、別の作品では、劇中で木村が着用したジャケットが完売。「ダウンジャケットは現場に着ていった私服でした。私服で着ていたらつながってしまったという結果です」と回想。こうした数々の反響には「半分照れくさいけど、半分うれしいです」と感謝した。

新しい現場に飛び込む際に大切にしていることは「リセット」と明かした。「経験値は新しい現場、スタッフとの出会いにはそこまで必要ないことだと思う。自分が赴いた場所が初めての場所だったりしたときはそこでの経験は0からのスタートになると思うので、ある意味リセットじゃないですか。役は巡り合わせだと思うので、自分にできることをその場でやっていくしかないんじゃないですかね」と語った。

CMは13日から順次放送開始。新CMは「みんなの転職窓口。」をテーマに制作され、スーツ姿の木村が“窓口”から登場する演出となっている。