唐沢寿明、92年「愛という名のもとに」以来鈴木保奈美との共演「いずれラブストーリーやりたい」

ドラマ「プライベートバンカー」の会見に登場し、トークに笑顔を見せる唐沢寿明（右）と鈴木保奈美（撮影・足立雅史）

俳優唐沢寿明（61）が9日、都内で、主演する同日スタートのテレビ朝日系ドラマ「プライベートバンカー」（木曜午後9時）の記者会見に出席した。

プライベートバンカーは富裕層に資産管理を助言するスペシャリスト。唐沢演じる庵野が、資産家一族の金にまつわる問題を打破する痛快マネーサスペンスになっている。

唐沢は「僕もこの職業を知らなかった。こんなことあるんだ、という感じで見ていただけるんじゃないかな」とアピール。鈴木保奈美（58）とは92年「愛という名のもとに」以来の地上波ドラマ共演となる。「もう30年もたつのか。久々に会ってもそんな感じもない」と変わらぬ信頼を寄せ、「いずれラブストーリーやりたいですね」と希望。鈴木も「これからシニアの恋愛、大事ですから。プロデューサーさん、よろしくお願いします」と受けた。唐沢は当時を振り返り「トレンディー俳優でしたから。眉は太めに描いていた。だんだん『俳優』に変わってきて、少し薄めに」と30年間の変化も明かした。

庵野は白い前髪を後ろに流すヘアスタイル。一方で、資産7000億の大富豪「天宮寺アイナグループ」の副社長を演じる夏木マリ（72）は大ボリュームのグレーヘアで登場した。これには唐沢も「どうしてもマリさんの髪形が僕にかぶってくる。もう少し頭が小さくなってくれると。日に日に大きくなるんですよね」と思わぬ被害を訴えた。

クレーム？　も夏木は「昨日はちょっと山姥（やまんば）っぽくなっちゃった。でも7000億ですから。このぐらいね、ヘアメークを呼んでやってるんじゃないの？」と意に介さず。唐沢は「最終回までに僕も少しは頭でかくしたいなと思います」と珍目標を掲げていた。上杉柊平（32）土屋アンナ（40）MEGUMI（43）安井順平（50）吉田ウーロン太（46）橋爪功（83）も登壇した。【鎌田良美】