キャサリン妃、43歳誕生日 SNSでジーンズ姿披露 ウィリアム皇太子「あなたを誇りに思う」

キャサリン皇太子妃（2015年9月撮影）

英王室のキャサリン皇太子妃が9日に43歳の誕生日を迎え、公式インスタグラムでモノクロのジーンズを履いたカジュアルな装いの最新ポートレートが公開された。

昨年1月17日に腹部の手術を受け、その後がんと診断されたことを公表して治療を受けていたキャサリン皇太子妃。夫のウィリアム皇太子は「最も素晴らしい妻で、母親であるあなたへ。この1年間あなたが見せてきた強さは、驚くべきものでした。ジョージ、シャーロット、ルイ、そして私はあなたをとても誇りに思っています。お誕生日おめでとう、キャサリン。私たちはあなたを愛しています。W」とつづって祝福。最後に個人的なメッセージを意味するイニシャルのWを添え、心温まるメッセージを送った。

キャサリン皇太子妃はがんの種類は公表していないものの、9月に化学療法を終えたことをSNSで報告。「信じられないほど厳しい年だった」と振り返り、「それまでの暮らしが、一瞬にして変わってしまう経験だった」「完全な回復への道のりは長い」と語っていた。

その後は体調を考慮しながら、11月の戦没者追悼式典や毎年恒例のクリスマス・キャロル・コンサートに出席するなど公務にも復帰している。（ロサンゼルス＝千歳香奈子通信員）