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上沼恵美子「それは違うねんけどな、松本さん」会見しない松本人志へ“苦言”

日刊スポーツ / 2025年1月12日 14時25分

上沼恵美子(2021年7月撮影)

上沼恵美子(69)が、12日に放送された読売テレビのバラエティー「上沼・高田のクギズケ!」に出演。活動休止中のダウンタウン松本人志(61)が芸能記者中西正男氏のインタビューに答えた配信記事について言及した。

中西氏も同番組に出演し、インタビューについて、話した。上沼は「すごいな、吉本さんから名指しやで」と、共にMCを務める高田純次にインタビューの経緯を説明した。

中西氏は「これを聞かないでおいてというのはいっさいなかった」と質問のNGなしだったと説明。インタビューの席にいたのは吉本興業の担当者、カメラマンを含め4人だったと中西氏が明かすと、上沼は「なんで私を呼んでくれへんかったん」とツッコみを入れ、笑わせた。

インタビューで松本が「当然、頭では分かっていたんですけど、毎月送られてくるギャラの明細を見ると、恐らくアルバイトをされている学生さんよりも少ない。本当に振り込まれない」「純粋にプライドをへし折られた」という内容について、上沼はインタビュー時の様子について「学生のアルバイトぐらいですわって、おふたりで笑ったんですか」と質問。中西氏が思い出そうとすると、上沼は「中西さんに対してのサービストークかなと思った。違うの?」と尋ねると、「やわらかい話ではありましたけど、終始、シャレっぽくいうのは1時間半でほとんどなかった」。

上沼は「自分で休んで、ギャラが少なかった、びっくりしたって、どういうこっちゃって思いますけどね。そんなん、当たり前のことやん。だからサービストークかなって思った」と率直な感想を話した。

お笑いのトップを極めた者同士しかわらかない心情として「それは中西さんへサービスしたんやで」と断言し、「アルバイトの学生さんより少ないってことを言って。どーんとほんまに響いたんでしょうね。なんぼお金があっても、毎月どれだけ稼いでいるってのは力になるもんな」と話した。

インタビューを配信後、反松本派からは「こんな、なれ合いみたいなインタビュー」、松本ファンから「松っちゃんの声を届けてくれてありがとう」の声が届いたという。「ありがとう」の声には、中西氏は記者として中立の立場でインタビューしたと説明した。

なぜ会見ではなく、中西氏のインタビューを選んだのかの声もある。会見という形では、守秘義務があり、明かせないことが多く、松本側もメディア側もフラストレーションがたまるのではないかという懸案が松本側にあったという。

守秘義務を理由に会見をしないことについて、上沼は「それは違うねんけどな、松本さんって、私は言いたい」とバッサリ斬り捨て、「また、いらんこと言うてって、びっくりしてはりますわ」とスタジオのスタッフを指さした。

「ちゃんとした答えを言うてくれじゃないねん。ナマの声を聞きたいってことなんですよ」とテレビカメラに真剣なまなざしで訴え、「“ここはしゃべられへんのです”って、ナマの声を聞きたい」と声のトーンを強めた。

「分かるんよ。私も立場が替わったら、記者会見は嫌やなって、分かりますよ。でも、そうじゃないよね。やっぱりファンに支えられてのタレントですからね」

中西氏がインタビューで「言葉の端々から感じたこと」とした上で、「昨年、1年間で報道とかワイドショーへの不信感というか、何か起こったときに、おもしろおかしくじゃないけど、いろんなところを切り取って、映像を使い。スタジオにいる人たちが思ったことを言う。松本さんの言いたいことAがBになり、最後はFぐらいになって、スタジオでボロかすに言われて終わるのは、オレは嫌や。言ってはないですけど、松本さんの言葉の端々から感じた」と説明すると、上沼は「それは、しゃあないやんか。スタジオでああでもない、こうでもないって。松本さんもそうやって生きてきはったやんか。それがバラエティーやし、こういう番組じゃないですか」と言葉を強めた。

「それを違うふうに伝わったって、ちょっと思い上がりやわ」と怒った。

「中西さんは人柄が柔らかいし、ええ人やもん。ええ人や」とホメ、松本のインタビュー時に「だから私を呼んでほしかったんよ」とほえ、「まあ、つまみ出されるやろうけど」とオチをつけた。

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