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玉川徹氏、置き配に持論「知ってしまった便利って手放せない」日本郵便違約金は「下請けいじめ」

日刊スポーツ / 2025年1月14日 10時29分

玉川徹氏(2019年7月撮影)

元テレビ朝日社員の玉川徹氏(61)が14日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演し、宅配業者の「置き配」によるトラブルや、日本郵便が配送の委託業者に高額な違約金を設定していたことについて、私見を語った。

番組では、宅配業者スタッフが置き配指定された荷物を投げるように置くトラブルなどを報道。日本郵便が誤配達やタバコの臭いのクレームなどについて、委託業者に事実上の罰金を設定し、各郵便局の判断によって、誤配達1件で5000円以上、中にはタバコクレーム1件で10万円の違約金もあったことで、公正取引委員会から行政指導を受けたことも報じた。

玉川氏は置き配について「一度我々が知ってしまった便利って、手放せないんですよね。これだけ宅配でいろんなモノが届くようになって、買い物に行って重いモノは買ってこないで宅配にしましょう、みたいな感じに僕もなっちゃっている。だからこの便利さは手放せない」と利便性を強調。その上で「労働人口は減少しているんですよね。配達する側ももっと楽に、というと変なんだけど、不在で何回も何回も行くとか、そういうことを繰り返していると、やっぱり配達とかやってもらえなくなっちゃうから。我々の方と配る側で、両方ともモラルが必要なんだなと思うんです」と語り、「どういう風にしたら一番いい形が取れるのか…」と悩んだ。

また日本郵便の違約金については「日本郵便が強い立場というのを利用して、下請けの人たちをいじめている、と言っていいと思うんですよね」と指摘。弁護士の菊間千乃氏が「一応、日本郵便は『お客さまのため』と言っているんですよね」と補足したが、玉川氏は「いやいや、それでも公取が言っているように、行き過ぎですよ。10万(円)はないでしょ、いくらなんだって。それは公正取引委員会だって、これはおかしいよ、と。あまりにも立場を利用した高額な違約金だろう、というのはわかる」と語った。

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