石丸伸二氏、新党立ち上げ会見で「鉄のおきて」! 当選した場合の任期を2期8年を上限と明言
日刊スポーツ / 2025年1月15日 11時41分
昨年7月の都知事選で次点となった前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(42)が15日、都内で会見を行った。7月22日の任期満了に伴う今夏の都議選に向けて、地域政党を立ち上げると発表した。名前は「再生の道」とした。
立候補者については「多選の制限。これだけです。2期8年を上限とする。鉄のおきてです。それ以外のしばりはありません。当選した議員の方が適切に是々非々で判断してもらいます」と説明した。
「ただただ、東京都民のために、中長期的な視点を持って、合理的な判断ができる人を求めたい」と続けた。「かなりオープンな形で公募していく」と語った上で、全42選挙区での候補者擁立を目指すという。
「即戦力になれる人材を求めます」とした上で「一から勉強してたら仕事にならない」と語った。留意点として「現職の方が応募した場合はその選挙区の候補とします。その方であれば、引き続き出てもらいます。次、当選したら、2期8年を終えたら辞めてもらいます」と続けた。
その後、離党して都議に残る場合は「うそつきのレッテルが貼られる」とした。首長、副首長の経験者は「圧倒的知見がある。優先する」。さらに「他の党と掛け持ちしても構いません。都議にしがみつかなければ、大歓迎です」と説明した。
石丸氏は広島・安芸高田市生まれ。京大卒業後、メガバンク勤務を経て、2020年の市長選で初当選。20年8月、買収事件で公選法違反に問われ実刑判決を受けた河井克行元法相から現金を受け取ったことを認めた前市長の辞職に伴う市長選だった。昨年7月の都知事選では、現職の小池百合子氏に次ぐ約165万票を集め、次点だった。
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