「石丸新党」候補者に新設YouTubeチャンネルでサポートも
日刊スポーツ / 2025年1月15日 11時59分
昨年7月の都知事選で次点となった前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(42)が15日、都内で会見を行った。7月22日の任期満了に伴う今夏の都議選に向けて、地域政党を立ち上げると発表した。名前は「再生の道」とした。
党としての候補者への支援について説明した。供託金60万円を負担や新設するYouTubeチャンネルでのサポートを明言。他にも選挙運動のアドバイス、選挙中に応援演説を行う、選挙後の勉強会等を開催、任期後のキャリアを支援すると発表した。
選考過程は3段階とした。書類審査(エントリーシート、基本情報、キャリア情報、都議選情報)、テスト、面接を行うという。面接は1人15分、石丸氏との面談を1対1で行うとした。その上で「2次選考の結果から公開、公表します」と明かした。
エントリーはこの日の午後5時から開始。2月16日までの締め切り。「3月の半ばには2次選考の結果を公表します。選挙区ごとに面接を行い、最大で42人の候補者。選挙区の大小があるので、マックス52人が擁立されます」と説明した。
「まずは東京都から始めます。自分たちの力でこの町を、この東京を動かしていきましょう」と締めくくった。
石丸氏は広島・安芸高田市生まれ。京大卒業後、メガバンク勤務を経て、2020年の市長選で初当選。20年8月、買収事件で公選法違反に問われ実刑判決を受けた河井克行元法相から現金を受け取ったことを認めた前市長の辞職に伴う市長選だった。昨年7月の都知事選では、現職の小池百合子氏に次ぐ約165万票を集め、次点だった。
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