芸能生活40周年、山崎裕太のひとり芝居東京公演が18日開幕 ６役に「スキルをすべて詰め込んだ」

「ひとり芝居～赤ずきんちゃんのオオカミ～」を上演する山崎裕太

芸能生活40周年を迎えた俳優山崎裕太（43）が18、19日に東京・中野区の劇場MOMOで「ひとり芝居～赤ずきんちゃんのオオカミ～」を上演する。

自身最多の1人6役を演じる。「衣装はほぼ変わらないので、声と演出で分けているので、そこが見どころ。ステージと客席の距離が近いので、生の演劇を体感できると思います。僕の芸能生活40年で培ってきたスキルをすべて詰め込んでいる作品なので、ぜひ見に来てください」と意気込みを語った。当初はデビュー35周年として20年3月に上演予定だったが、コロナ禍で中止になっていた。

12、13日に大阪公演を行った。観劇自体が初めての人や、子どもも多かったという。「初日は『これ、笑っていいのかな？』っていう客席の雰囲気があったので、僕のほうからお客さんを掘り下げていく作業が楽しかったですね。徐々に笑ってくれるようになったのはうれしかったです」と手応えを感じている。「題材もなじみがあると思うので、老若男女、すべての方々に楽しんでいただけて、笑い声を聞くと、やっぱりやってよかったと実感しました」と振り返った。

大阪ではmisono、窪塚洋介、ISSA（DA PUMP）を招いたアフタートークも盛況だった。東京公演は18日昼に古田新太、18日夜に加護亜依、19日昼に内山信二、19日夜に中尾明慶が登場する。