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坂東龍汰「自慢の母」南果歩からのサプライズに感極まる「不安な気持ちを救ってくれた」

日刊スポーツ / 2025年1月18日 15時30分

映画「君の忘れ方」公開記念舞台あいさつで南果歩から手紙朗読のサプライズを受け、感激の表情を見せる坂東龍太(撮影・千葉一成)

俳優坂東龍汰(27)が18日、都内で行われた、主演映画「君の忘れ方」(作道雄監督)公開記念舞台あいさつに登壇した。

大切な人を亡くした人たちの愛と再生の物語。主人公の森下昴(坂東)は、付き合って3年で結婚を控えた恋人の美紀(西野七瀬、30)を交通事故で亡くす。悲しみが癒えなかった昴が、ある不思議な体験を通して、美紀の死と向き合っていく。

坂東にとって本作が初の映画単独主演。恋人との死別に向き合う主人公を演じ「昴と同じように、僕自身もメンタル的に落ちる瞬間もあって。いろんな山を登ったり下りたりという旅に、一緒に出ているような感覚になっていた」と振り返った。

昴の母洋子役を演じる南果歩(60)は、板東について「ものすごくナチュラルで透明感があふれている。自慢の息子です」と絶賛し、板東も「自慢の母です」とにっこり。イベント終盤には、南が板東にあてた手紙をサプライズで朗読した。

南は板東について「その明るさや人なつこさは、悲しみの力から来ているのではないかと感じた」とし、「ずっと昴の母としてあなたを見ていくと思います。坂東龍汰様、これからのあなたが楽しみです。これからも自身の人生を豊かにしていってください」などと伝えた。

板東は「本当にありがとうございます」と感謝。撮影期間、ロケバスで互いのこれまでについて語り合ったといい「不安な気持ちをすごく救ってくれる言葉を、南さんがたくさんかけてくれた」と感極まった。

南に背中をさすられ、瞳を潤ませながら「南さんの言葉がなかったら昴という人間を演じきれなかったんじゃないかと思いました」と伝えた。南は「ばんちゃん(板東)が息子で幸せでした。これから大きく大きく羽ばたいてください!」とエールを送った。

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