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藤井聡太7冠、25年地元での初の公開対局開始 朝日杯最多5回目の優勝へ阿久津八段戦

日刊スポーツ / 2025年1月19日 10時48分

第18回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント1回戦、阿久津主税八段との対局に臨んだ藤井聡太7冠(右)(撮影・松浦隆司)

将棋の第18回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント1回戦、藤井聡太7冠(竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖=22)対阿久津主税(ちから)八段(42)戦が19日、名古屋市「ポートメッセ名古屋」で始まった。

同じ時間に同所では丸山忠久九段(54)対服部慎一郎六段(25)の1回戦もスタート。勝者同士が同所で午後2時開始の準々決勝で対戦する。藤井は2年ぶり5回目の優勝を目指す。優勝すれば、羽生善治九段(54)が持つ朝日杯5回優勝の最多記録に並ぶ。

藤井はタイトル保持者(8冠)により1次、2次予選は免除となり、本戦シード棋士として登場した。

振り駒の結果、藤井が先手に決まった。午前10時、お互いに深々と一礼し、対局を始めた。 

両者の対戦成績は藤井の4戦4勝。

同棋戦は持ち時間各40分の早指し戦。棋士と女流棋士、アマチュアが参加し、1次予選、2次予選、本戦とすべてトーナメントで優勝を争う。持ち時間を使い切ると1手1分未満の早指し戦となる。本戦を戦うのはシード8人を加えた16人。決勝は2月に行われる。優勝賞金750万円。

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