中居正広めぐるフジテレビ「調査委」は「どっちのことを指すのか」弁護士が「シューイチ」で指摘

日本テレビ本社

森詩絵里弁護士（35）が19日放送の日本テレビ系「シューイチ」（日曜午前7時半）に出演し、中居正広（52）の女性トラブルをめぐり、フジテレビの港浩一社長らが行った17日の記者会見で発表された「調査委員会」の設置について疑問を投げかけた。

MC中山秀征（57）から「法律的な部分が色々問われているところでもあるんですけど…」と問われた森弁護士は「今回の会見の結果を聞いて思ったのは第三者委員会の設置の点について、日弁連のガイドラインが定める第三者委員会のことを指すのか、それともそうではない第三者の弁護士を入れた調査委員会なのか、どっちのことを指すのかなというのがちょっと気になりましたね」と疑問点を指摘した。

「第三者委員会っていうのは言い方ですけど、日弁連との差がある訳ですよね」と中山から尋ねられると森弁護士は「そうなんです。日弁連のガイドラインが定める第三者委員会は、その委員が完全に調査の対象である会社とは利害関係を持たない、中立の第三者であることが要求されています」と説明した。

続けて「それから報告の結果についても、提出するより前に会社に見せてはならない、というような定めもあってですね。そういったものも守られるという意味での調査委員会なのかは会見では分からなかったですね」と弁護士の立場からの意見を述べた。

フジテレビは会見で、調査委員会について「第三者の弁護士を中心とする」と説明し、港社長も調査の対象になるとしていた。