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米大御所作家「今年のアカデミー賞中止すべき」ロス山火事受け、暴君ネロ引き合いに主張

日刊スポーツ / 2025年1月20日 14時38分

山火事で延焼した車と家(ロイター)

「ホラーの帝王」と呼ばれる米人気作家スティーブン・キング氏(77)が16日、米ロサンゼルスを襲っている大規模な山火事を受けて「今年のアカデミー賞は中止すべき」とSNSに投稿した。

「今年はアカデミー賞に投票しません」「私見では、アカデミー賞は中止すべきです。ロサンゼルスが燃えているのに、華やかなイベントは不要です」と個人的な見解をつづった。

アカデミー賞を主催する米映画芸術科学アカデミーは、7日に発生して現在も延焼を続ける火災の影響を考慮し、各賞のノミネート発表を23日まで再延期すると発表。しかし、3月2日の授賞式は、予定通り行うとしている。

キング氏の投稿には、「授賞式を中止するのは間違っている」と批判も多く寄せられている。中止することで多くの関係者が仕事を失うことになる経済的な損失のほか、こんな時だからこそエンターテインメントが必要だとの意見もある。

キングス氏は批判を受け、翌17日に再びSNSを更新。「ショーは続かなければならない」などと、皆が言いたいことは分かるとした上で、炎上するローマを眺めながらバイオリンを奏でた暴君として知られた皇帝ネロを引き合いにし、続けた。

「私にとってはローマが燃えているのにネロがバイオリンを奏でているのと同じで、LAが燃えている中で華やかな衣装を着ているような感じがします」と反論した。(ロサンゼルス=千歳香奈子)

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