フジの調査委員会に疑問「報道に調べてもらったら。毎日ニュースに」読テレ解説委員が主張

高岡達之解説委員（06年10月撮影）

読売テレビ特別解説委員の高岡達之氏（60）が20日、日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金曜午後1時55分）に生出演。タレント中居正広（52）の女性トラブルを巡り、一部週刊誌でフジテレビ社員の関与が報じられている問題で、同局の港浩一社長（72）らが出席した記者会見で発表された第三者を入れた調査委員会による調査について私見を述べた。

高岡氏は「見てる側が、フジテレビの報道があります、大変の力のある報道だと思います。お知り合いもいます。一般の会社とは違うんです。自浄能力があるはずです。第三者委員会で調べてもらう前に、報道に調べてもらったらどうなんですか」と投げかけた。

そして「他の会社が不祥事を起こした時に、私どももそうですが、そういうところへ行って、映像を撮らせてくださいと。いったい何があったですかと。報道機関を名乗るのであれば、報道機関を使って取材をします。会社の中の人間だから、サラリーマンだから、上司を取材できないという理屈で、流しているニュースを視聴者としては見ません。ですから、私はフジの皆さんの誇りを大変信じております。だとするなら、第三者委員会を頼る前に、ご自身の報道に底力を出してもらったらどうですか。毎日ニュースにされたら、いいと思います」と主張した。