フジ矢延隆生専務が死去「原発不明がんにより60歳で」過去「すぽると！」など人気番組手がける

矢延隆生氏（2022年11月撮影）

フジテレビは20日、矢延隆生専務が14日に死去したことを発表した。かねて病気療養中だったといい、発表文書では「原発不明がんにより60歳で逝去し、同日をもって取締役を退任いたしました。ここに生前のご厚誼に深く感謝いたしますとともに、謹んでお知らせいたします。なお、ご遺族のご意向により、ご葬儀は近親者にて執り行われました」とした。矢延さんは24年内の定例会見には出席していたが、17日に行われた1月度の定例会見には出席していなかった。

矢延さんは1992年（平4）に4月にフジテレビに入社。2014年6月に人事局長、株式会社フジ・メディア・ホールディングス人事局長に就任。以降は、情報制作局長や編成制作局制作センター制作局長を歴任。「プロ野球ニュース」や「すぽると！」「うまッチ！」などの製作に携わった。2022年6月に取締役、2024年6月に専務取締役に就任していた。