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桂二葉、神戸新開地・喜楽館での1週間興行の人選に自画自賛「渋いところを突いた」

日刊スポーツ / 2025年1月20日 16時5分

神戸新開地・喜楽館で1週間トリを務めることになった桂二葉(撮影・阪口孝志)

落語家桂二葉(38)が20日、神戸新開地・喜楽館で昼席主任興行「桂二葉、主任を相勤めます」(2月17~23日、同所)の制作発表記者会見に出席した。

喜楽館で1週間トリを務めるのは、21年のNHK新人落語大賞を受賞による「受賞記念ウィーク」以来。「責任重大ですがうれしい。毎日完売になるように頑張りたい。新しいお客さんも増えて、独演会とか普通の落語会と違って、寄席の面白さを知ってもらいたい」と意気込む。

番組は自ら考え、色物には笑福亭仁福を起用。「とても好きな師匠で、私の1週間の興行には毎回出ているんですが、南京玉すだれをやってくれる。めちゃくちゃおもしろい。『本業が落語やのにすいません』ってお願いしたら、『十八番や。落語やらんでええから、ええわ~』って快く引き受けてくださいました」。

中入り後に登場する桂福楽には「派手な人じゃないけど、すごい好きでおもしろい。こういう人が1人いてると魅力的な番組になる。渋いところを突いたなって自分でも思います」と自画自賛した。

寄席の様子は毎日YouTube配信する予定で、「高校の友達が歌舞伎1回も見たこともないのに、『中村屋ファミリー』を楽しみにしてる。私も好きですけど、あれって、知らない世界を見られる面白さがあると思う。落語を広めていきたい一環でYouTubeもちゃんとやろうかなって思って、ディレクターさんにお願いしてます」。舞台の裏側も発信して、落語の魅力を伝えるつもりだ。

二葉は「(探偵!)ナイトスクープにも出させてもらって、新しいお客さんが増えた。落語を聞いたことがない人にもこういう娯楽があるんやって知ってもらって、おもしろがってもらいたい」と目を輝かせた。

また、林家愛染、桂団治郎、桂和歌ぽん、桂三語、桂福点による昼席興行「翔ぶトリウィーク」の発表も行われた。

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