中村アン、妃海風が朝ドラ初出演「愛のある圧で見守る存在に」「初めてのドラマが憧れの朝ドラ」

NHK連続テレビ小説「おむすび」新キャストに発表された中村アン

NHK大阪放送局は20日、連続テレビ小説「おむすび」の病院・管理栄養士編追加キャストを発表。女優中村アン（37）、妃海風（ひなみ・ふう＝35）らの朝ドラ初出演が決まった。

橋本環奈演じる平成元年生まれのヒロイン結が、栄養士として、人の心と未来を結んでいく「青春グラフィティ」。追加キャストは、結が管理栄養士として新たなステージに立った大阪新淀川記念病院で働く人々。

中村は「朝ドラは、幼い頃から家族と一緒に見ていて、いつも楽しみに追いかけていた作品なので、出演が決まったときは本当にうれしかったです。今回、新章に突入し、クライマックスへと向かう重要なパートの中で、その仲間に加えていただけることを大変光栄に思っています」と朝ドラ初出演ににっこり。

中村演じる外科医の蒲田令奈は、丁寧な口調だが、自己中心的。術後の栄養補給などは管理栄養士に丸投げするという役どころで「病院で結がさまざまな人々と出会い、成長していく姿を描く中で、私も愛のある圧で見守る存在になれたらと思っています」と意気込んだ。

一方、宝塚歌劇団出身で元星組トップ娘役の妃海は「私自身、初めてのドラマ経験となりますが、それが憧れの朝ドラということで、大変ありがたく思います」と感謝。大阪出身のベテラン看護師桑原美和役に「撮影中どの瞬間も喜びの気持ちいっぱいで、撮影に挑ませていただきました。そのエネルギーを少しでも、朝、皆さまにお届けできるといいなと思います」と語った。

他に濱田マリ、犬飼貴丈、永野宗典、辻凪子、しまずい香奈、吉田剛明、馬場徹の出演も発表された。