中居正広ラジオ「ON＆ON AIR」約30年で幕 ニッポン放送「ご本人から辞退申し入れ」

中居正広（2020年2月撮影）

女性トラブルが報じられているタレント中居正広（52）がパーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広ON＆ON AIR」（土曜午後11時）が終了することが21日、分かった。同社の公式サイトで発表した。

公式サイト上で「ニッポン放送は1月11日から『中居正広ON＆ON AIR』の放送を当面休止としてまいりましたが、現在の状況を総合的に判断し、番組を終了することにいたしました」と発表。そして「尚、中居正広氏ご本人からも出演辞退の申し入れがございました」と伝えた。

ニッポン放送は中居の週刊誌報道を受け、8日の檜原麻希社長の定例会見で11日の放送分を見合わせることを発表。中居は9日に自身の公式サイトで「トラブルがあったことは事実」と認め、謝罪した。

その後、ニッポン放送は16日時点で同番組について「番組パーソナリティーの中居正広氏について、さまざまな報道がなされている中、双方の代理人を通じて示談が成立して解決しているとのことではありますが、トラブルの内容などが依然不明であることなどを踏まえ、総合的に判断した結果です」と発表。18日の放送枠は、11日と同様に「有楽町930ステーション」を放送。25日以降は「検討中」としていた。

同番組は前身「中居正広のSome girl' SMAP」として95年7月1日にスタート。その後、SMAPの解散に伴い、17年1月7日放送分から番組名が「中居正広ON＆ON AIR」に変更された。