カンニング竹山、フジ社員に「若い社員も怒っていい、ケツまくるしかない」

カンニング竹山（2021年5月撮影）

フジテレビは23日、「めざまし8（エイト）」（月～金曜午前8時）で、系列の関西テレビ（カンテレ）の大多亮社長（66）が出席した記者会見を報じた。

会見は22日に大阪市内で開催された。一部週刊誌などで女性トラブルを報じられたタレント中居正広（52）の騒動があった23年6月、大多氏はフジテレビに専務として在籍。大多氏がトラブルについて「私は把握しておりました」と一部週刊誌の通りと認めたことなど、会見の映像を一部公開した。

カンニング竹山（53）は同局の若手社員にエールを送った。「もっと若い社員の人もみんな怒っていいと思う。言うたら、ギリギリなんすよ。言うたら。どっちみちケツをまくるしかないんですよ」と切り出した。

そして「これで覚悟を決めた方がいいと。変えようぜ！　っていうことを社員の皆さんでやっていった方がいいと思う」とエールを送った。さらに「このまま行くと、夏のボーナスも出ねぇぞって。そうすると離職しようかっていう人も出てくる。そういうことを避けるためにも、とにかくスピードアップで動いていただくということだと思います」と語った。

フジテレビは17日、昨年12月に中居の女性トラブルが報じられて以降、初めて会見を行った。港社長が冒頭で「多大なご心配、ご迷惑をおかけし、説明ができていなかったことをおわびします」と謝罪し、これまでの経緯などについて説明。外部の弁護士を中心とした調査委員会を立ち上げて、社員の関与の有無などを検証する方針を示した。一方で、具体的対応などに関する質問には調査を理由に、回答を控える場面が目立った。