引退の中居正広「少しでもお先に」ファンへ「皆さんにご報告があります」メールでいち早く伝える

中居正広（2020年2月撮影）

タレント中居正広（52）が23日、芸能活動を同日付で引退するとファンクラブ向けの有料サイトで発表した。この日午前11時40分過ぎ、有料サイト登録者向けに「本日、社長から、中居ヅラの皆さんにご報告があります」とサイトのリンクなどが記されたメールが配信された。

発表文も「少しでもお先にご報告」と題されており、ファンへの思いを伝えている。「中居ヅラ」「ヅラ」と呼ばれるファンたちに向けて、「ヅラの皆さん一度でも、　会いたかった　会えなかった　会わなきゃだめだった　こんなお別れで、本当に、本当に、ごめんなさい」と謝罪。「さようなら…」とつづられた。

中居は、昨年12月の女性とのトラブル報道から、テレビ、ラジオの全番組レギュラーが消滅していた。

前日22日にはテレビ朝日が「中居正広の土曜日な会」（土曜午前11時30分）の終了を発表。「視聴者の皆さまからのさまざまなご意見、アドバタイザーの反応などを踏まえ、放送継続の環境になく打ち切ることを、編成幹部が中居さんに直接伝えご理解いただきました」とし、後任番組は検討中だと発表した。

フジテレビも「だれかtoなかい」（日曜午後9時）の終了を番組ホームページで発表。一連の報道をうけ「総合的に判断し、放送を終了することにいたしました」と公表していた。テレビ番組5本、ラジオ1本、計6番組が姿を消したタイミングだった。