フジ・メディアHD金光修社長が告白 臨時取締役会で「責任取るべき事案だったのでは」質問あった

フジ・メディアHDの金光修社長（2022年撮影）

フジテレビは23日、同局系「Live News　イット！」（月～金曜午後3時45分）で、親会社のフジ・メディア・ホールディングスの臨時取締役会を終えた金光修社長の会見の様子を生中継した。

東京・国道357号線でのあおり運転を伝えていた午後5時46分、画面が切り替わり、フジ・メディア・ホールディングス出席した金光社長の記者会見の映像に切り替わった。

臨時取締役会では今回の騒動の責任をめぐり「このことに関して、人事的なことをどう対応するかっていう質問はありました」と打ち明けた。

そして「具体的に名前が出て、そういう非難を受けたわけじゃないですけど、それは責任を取るべき事案だったのではないかという質問はありました」と続けた。

フジテレビは17日、昨年12月に中居の女性トラブルが報じられて以降、初めて会見を行った。港社長が冒頭で「多大なご心配、ご迷惑をおかけし、説明ができていなかったことをおわびします」と謝罪し、これまでの経緯などについて説明。外部の弁護士を中心とした調査委員会を立ち上げて、社員の関与の有無などを検証する方針を示した。一方で、具体的対応などに関する質問には調査を理由に、回答を控える場面が目立った。