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フジテレビ社員説明会、超異例の約4時間半 質疑応答など長引き22時ごろ終了 中居正広問題 

日刊スポーツ / 2025年1月23日 22時22分

フジテレビ(25年1月撮影)

中居正広の女性トラブルに社員が関与したなどと報じられた件について、フジテレビが23日に局内で行っていたた社員説明会が23日午後10時ごろ、終了した。

開始予定時刻は午後5時半からで、質疑応答などが長引き、異例の約4時間半超の長さとなった。

質問の際に涙しながら、悲痛に訴えるような社員もいたという。怒号のような声も上がった。

説明会には嘉納修治会長と港浩一社長が出席。会場の約500席はほぼ満席で、オンライン参加も可能だったという。フジテレビでは同日、同局系「Live News イット!」(月~金曜午後3時45分)内で説明会の様子を生中継で伝えた。木村拓也アナが説明会が開催されるスタジオの前からリポート。「番組として、しっかりと視聴者の皆さまにどういったことが話されているのかを共有したいという思いでお伝えをしていきます」と切り出した。

宮司愛海アナも会場前からリポートし「社員の強い声を受けて開催されるものです。社内向けのもので、非公開ではありますけども、先日の記者会見での説明が不十分だったとご指摘、ご非難を受けている上で、番組として判断をして、このように共有をしたことお伝えをしている」と経緯を説明。「この説明会は大きなスタジオで行われています。満員の状態となってます」と語った。

その後、社員説明会での港社長の質疑応答でのコメントが紹介された。宮司アナは「なぜ会見がオープンでなかったのか」との質問を読み上げ「港社長が『終わって失敗したと思いました』と語りました」とリポート。そして「定例会見の前倒しをするという立て付けでやってしまった。時間がない中での慣れている形の定例記者会見という形を選んでしまった。深く反省している」と語ったことも明かした。さらに会場からはそれを聞いて深いため息が出たことも合わせて報告していた。

フジテレビは17日、昨年12月に中居の女性トラブルが報じられて以降、初めて会見を行った。港社長が冒頭で「多大なご心配、ご迷惑をおかけし、説明ができていなかったことをおわびします」と謝罪し、これまでの経緯などについて説明。外部の弁護士を中心とした調査委員会を立ち上げて、社員の関与の有無などを検証する方針を示した。一方で、具体的対応などに関する質問には調査を理由に、回答を控える場面が目立った。

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