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【王将戦】藤井聡太王将、軍曹永瀬拓矢九段との乱戦制し連勝 4連覇&タイトル通算27期へ前進

日刊スポーツ / 2025年1月26日 18時30分

王将戦7番勝負第2局2日目に臨んだ藤井聡太王将(日本将棋連盟提供)

藤井聡太王将(竜王、名人、王位、王座、棋王、棋聖=22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する将棋の第74期王将戦7番勝負第2局が25、26の両日、京都市「伏見稲荷大社」で行われ、先手の藤井が永瀬を下し、シリーズ対戦成績を2勝0敗とした。

藤井は4連覇と、谷川浩司17世名人と並ぶ歴代5位のタイトル通算27期に前進した。4期ぶりの登場となる永瀬は連敗となった。第3局は2月5、6日に東京都立川市「オーベルジュ ときと」で行われる。

後手の永瀬が横歩取りに誘導した。横歩取りの別名は「空中戦」。飛車、角の大駒や桂馬が盤上を乱舞する派手な展開が醍醐味(だいごみ)で、事前の研究が生きれば、後手が有利に戦えることがあるが一手間違えれば、一気に敗勢になる。

研究の鬼と呼ばれる永瀬が渾身(こんしん)の研究手をぶつけ、藤井が受けて立った。前例のない乱戦模様となり、序盤からお互いに時間を使い、神経をすり減らす長考合戦のスローペースで進んだ。難解な終盤、鋭い寄せで永瀬の粘りを許さず、乱戦を制した。

昨年は、竜王戦を4連覇し、7冠を保って24年を終えた。25年初のタイトル戦となる王将戦7番勝負を開幕連勝スタート。8日には伊藤匠叡王への挑戦権を争う本戦トーナメント1回戦で増田康宏八段を破り、ベスト8に進出。全8冠への再チャレンジが始まっている。

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