1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

石破首相、両国国技館で“リベンジ”内閣総理大臣杯授与 九州場所は政府関係者不在で批判相次ぐ

日刊スポーツ / 2025年1月26日 18時57分

豊昇龍に内閣総理大臣杯を渡す石破茂首相(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇千秋楽◇26日◇東京・両国国技館

石破茂首相は26日、大相撲初場所の千秋楽が行われた東京・両国国技館を訪れ、優勝決定戦の末に優勝した大関豊昇龍(25=立浪)に、内閣総理大臣杯を手渡した。

石破首相にとってこの日の国技館訪問は、「リベンジ」の意味合いもあった。石破政権発足後、初の場所となった昨年11月の九州場所では、優勝した大関琴桜に内閣総理大臣杯を手渡す政府関係者がおらず、日本相撲協会の八角理事長が「代理授与」する事態に。「国技」の相撲を軽視したようにもとられかねない石破政権の対応に、SNSなどで批判が相次いだ。

林芳正官房長官はその後の記者会見で、関係者の日程の都合がつかなかったためとした上で「今後は日程の都合が付く限り、政府関係者が出席する」と約束していた。

石破首相はこの日午後5時前に国技館に到着し、取り組みを観戦。ともえ戦を勝ち抜き、大関昇進後2度目の優勝を果たした豊昇龍の表彰式で、土俵に上がった。慣れないためか、最初は豊昇龍と向き合うように立ったが、関係者に「こっちを向いてください」と言われ、内閣総理大臣杯の方に向き直す場面も、首相は賞状を読み上げると、約40キロある内閣総理大臣杯を抱え上げ、サポートを受けながら、豊昇龍になんとか手渡した。

場内では「いしばー!」「よーし!」など、首相にも歓声が飛んだ。首相が土俵上にいる間は、SP2人が土俵上で警護に当たった。

新型コロナの影響もあり、時の総理大臣が両国国技館を訪れたのは、2019年5月の夏場所千秋楽で、当時の安倍晋三首相が来日中だった第1次政権当時のトランプ米大統領夫妻と観戦して以来、約6年ぶり。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください