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元日テレ青山和弘氏、フジテレビは日枝久相談役進退まで踏み込なまければ「さらなる深みに」

日刊スポーツ / 2025年1月27日 10時10分

フジテレビ(25年1月)

元日本テレビ政治部記者で政治ジャーナリストの青山和弘氏(56)が27日、TOKYO MX「おはリナ!」(月~金曜午前7時)に生出演した。同氏は、女性トラブルを認めて23日に芸能界から引退した中居正広氏(52)に関する一連の問題を巡り、社員の関与が報じられているフジテレビが27日、同局で行う会見について、自身の見解を口にした。

その中で、港浩一社長(72)はもちろん、フジテレビの実質的なドンである、日枝久相談役(87)の進退まで踏み込んだものを示さないと「フジテレビは、さらなる深みにはまっていく」と発言した。

青山氏は、番組の月曜コメンテーターを務める、フリーアナウンサー笠井信輔(61)とともにコメンテーターとして出演。笠井に続く形で「やはり、フジテレビは、これだけのことを起こして視聴者、スポンサーから、かなり距離を置かれた状況になっている。求められることは、とにかく刷新して、生まれ変わること」と訴えた。

「本当に優秀で、心ある社員がたくさんいるのを僕も知っていますから。あれだけの資産を持っているわけだから、これから世界に先駆けた他の企業が追いつかないくらい、先進的なメディア企業に生まれ変わるというメッセージは、絶対に伝わる」と、同じ民放のライバルとしてしのぎを削ったフジテレビの再生を期待した。

一方で、再生のために必要不可欠なこととして「それには前提として、やはりスキャンダルとかが起こった時の基本である、真相究明と責任問題。それは、避けては通れない」と、2つのポイントを求めた。会見で、フジテレビ経営陣が真相究明と責任問題を避けた場合「まさに自民党の裏金問題みたいに、ずっと尾を引いちゃう。あれも真相究明と政治責任がちゃんと取れなかった」と指摘した。

青山氏は「必要なのは、今日の会見で焦点になっている経営陣の覚悟。港社長も、もちろん、そうなんだけども、やっぱり実質的なフジテレビのドンである日枝相談役の進退なんですね」と、日枝氏の進退まで踏み込んだ人事を行い、発表することが不可欠だと強調。「これについては、取材すると『日枝さんがいなくなったら、フジテレビは、もうカオスになっちゃう』みたいな声もある」と、自らの取材に基づいた状況を口にした。

その上で「それだけ力、影響力を持っていた人が残っていたことが、じゃあ、責任を問わなくて良いのか、それで刷新することになるのかということは、経営陣は肝に銘じなきゃいけない」と続けた。

そして「そこからスタートするという覚悟を経営陣は見せないと、フジテレビの未来はないんじゃないかと心に決めて、今日の会見に臨んで欲しいと私は期待したい」と、日枝氏の進退まで踏み込まないとフジテレビの生まれ変わりはないと示唆。笠井から「人事の発表、あると思いますよ」とコメントが出ると、同氏は「あると思います。それがなければ、今日の会見は肩透かしに終わっちゃう。それがないと、フジテレビは、さらなる深みにはまっていく、きっかけになると思いますよ」と、この日の会見がフジテレビという一大メディア企業の存亡をかけるものであるとの見解を示した。

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