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三遊亭小遊三「半世紀に向かって頑張りたい」 らくご卓球クラブの「新春初打ち会」で

日刊スポーツ / 2025年1月27日 13時14分

らくご卓球クラブの「25年新春初打ち会」に参加した、左からパックン、山田隆夫、福原愛、三遊亭小遊三

落語家の三遊亭小遊三(77)が27日、東京・杉並区の「バタフライ卓球道場」で、らくご卓球クラブの「25年新春初打ち会」に参加した。87年にスタートした同クラブの創立メンバーで、現在は会長を務めている。

あいさつで「卓球は88年のソウルオリンピックで初めて正式種目に認定された。(20年に死去した初代監督の林家)こん平師匠と現地に応援に行って、着物を着て声を出してわーっとやったら総すかんをくった」と、こん平師匠との思い出を語った。

続けて「クラブのメンバーは一筋縄でいかない連中ばっかり。元世界チャンピオンの長谷川伸彦さんがコーチをしてくれても、だれも言うことを聞かない。あるはなし家は長谷川さんに『あんた、結構うまいね』と言っていた」と笑わせて、最後に「ここまで続いたのは皆さんの心温まる卓球精神によります」と感謝。38年の歴史を持つクラブについて「半世紀に向かって頑張りたい」と宣言した。

エキシビションマッチではパックン(54)と福原愛(36)がダブルスを組んだ。難敵に苦しみながらも勝利したパックンは「25年の1年分の運を使いました」とホッとした表情を見せた。「ペアが発表になった時に、万が一負けたら誰の責任かは明白だと思った。愛さんは『しばらくやっていない』と言っていたが動きがすばらしい」と感激しきり。

小遊三は福原との出会いについて「5歳か6歳の時に初めて対戦したけどスマッシュが見えなかった。私が負けました」と話し、エキシビションマッチについて「瞬間的に『ピッ』というインパクトがある。気持ちいいね。本職だ」と現役引退から6年たってもキレのある福原の動きを絶賛した。

山田隆夫、でんでんらも参加した。

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