フジ清水新社長、入社予定の新入社員と親へ謝罪「安心する材料をつくって迎え入れてあげたい」

記者会見に出席するフジテレビ清水賢治新社長（撮影・江口和貴）

フジテレビは27日、都内の同局で、中居正広氏（52）の女性トラブルに社員が関与したなどと報じられた件について2度目の会見を行い、フジテレビの新社長に就任することになった清水賢治専務がこの春入社予定の新入社員らへ向けたメッセージを語った。

清水新社長は「極めて不安な日々を送られているかと思います。心から深くおわびしたい」と語った。新入社員の親へ向けても「果たしてどうなのかと極めて不安になってらっしゃると思います。ご心配をおかけして申し訳ないと思っております」とした。今後について「これから先の信頼回復へむけて1つ1つ改善策を持っていくこと。それらを確実に実行することで少しでも安心する材料をつくって迎え入れてあげたい」と話した。

会見にはフジテレビジョンの嘉納修治会長と港浩一社長、遠藤龍之介同局副会長、フジ・メディア・ホールディングスの金光修社長の5人が出席した。

会見は17日にも行われたが、動画撮影禁止や取材媒体の制限などで世間の反感を買い、スポンサー離れも招いた。この日は参加メディアを限定せず、テレビカメラの参加も許可しての“やり直し会見”となった。