望月理恵、健診は「悪いことがあっても大丈夫なタイミングを思うと怖くて行けない」
日刊スポーツ / 2025年1月28日 11時35分
フリーアナウンサー望月理恵(52)が28日、都内で行われたファムメディコ「HUG YOU PROJECT」発足記念発表会で司会とファシリテーターを務めた。
ファムメディコは、現代女性の健康問題解決を目的に、医療コンサルティングや女性医療に関するプログラムや事業を企業と共に開発している。「HUG YOU PROJECT」は
<1>女性の管理職率が12%を超えるなど女性活躍が進む一方、乳がんや婦人科疾患などの女性特有の疾患罹患によってキャリアを中断する女性が多くいること
<2>妊娠・出産、更年期、PMS(月経前症候群)生理痛といった、女性には特有の症状から引き起こされる体の不調を我慢しながら、働き続けている女性が8割以上いるという調査結果があること
こうした現状の抜本的解決を目指し、働く女性自身が女性の健康について意識と知識を高める機会を設け、女性に必要な検査(健診)を広めていくもの。賛同した企業とともに進行し、啓発活動の支援や、健診以外の支援サポートの導入などを行っていく。
望月自身、1994年(平6)7月に創業し、24年で30周年を迎えた所属事務所セント・フォースで、21年6月から取締役を務めている。
健診については「私も(よろしくない検査結果を)知ってしまうと、休まなきゃいけないけれど、これは休めないし…と思うと怖くてなかなか行けない。何か(結果で)悪いことがあっても、大丈夫なタイミングがいつだ? と思うと」と、受けること自体、心の中にハードルがあると吐露した。
登壇したクレアージュ東京レディースドッククリニックの浜中聡子総院長からは、乳がんや子宮頸(けい)がんは年齢を重ねるとリスクが高くなると説明。さらに「閉経さえすれば、女性系のがんは終わりというのは間違い。ある程度の年齢まで調べないと、リスクは拾えない」とも指摘があった。
望月は「私は、50歳を超えているので、自治体から(健診を)これとこれ、受けてくださいと届くのが多い。選ぶだけで終わってしまう。一歩、踏み出せば良いのにゼロにしてしまうところがある」と率直な現状を語った。
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