辰巳ゆうと、新曲「運命の夏」発売記念イベント「満を持してパワーアップして発売します」

新曲「運命の夏」の発売記念イベントでオリジナルドリンクを作った辰巳ゆうと

演歌歌手辰巳ゆうと（27）が28日、東京・西新宿のレストラン「バリラックス　ザ　ガーデン新宿ウエスト」で新曲「運命の夏」の発売記念イベントを行った。愛のメッセージを真っすぐに歌い上げた夏らしいポップス曲だ。

実は昨年5月に発売した「迷宮のマリア」のカップリング候補として出来上がっていた。「すごく爽やかな曲でカップリングにはもったいないなと思った。なので1年寝かせて、歌詞を変えて、満を持してパワーアップして発売します。夏をテーマにした初めての曲で歌いながら映像が頭に浮かぶよう。夏フェスに出て歌いたいですね」とアピール。振り付けは「アロハポーズ」と名付けた。「マネをしやすいのでSNSで踊ってほしい」。

リリースを記念し、オリジナルのトロピカルドリンク作りにも挑戦。マンゴーやオレンジ＆パイナップルジュースなどをブレンドした「運命の夏」を完成させた。「ラーメン店でアルバイトした経験はあるが、ドリンクを作るのは初めて」。1月31日から2月11日まで期間限定で販売されるとして「ぜひ飲んでいただいて『運命の夏』を感じて欲しい」と曲もドリンクもプッシュした。

2月1日に故郷の大阪・新歌舞伎座での公演が決まっている。「本編では演歌のみを歌います。自分が子どもの頃から大好きだった演歌の魅力を皆さんに伝えたい」と意欲満々だ。年末のNHK紅白歌合戦出場への思いも明かした。昨年は親友でライバルの新浜レオンが初出場を果たした。「（18年に）デビューをして、これだけ悔しい思いをしたのは初めてでした。今年は『出たい』ではなく『出るんだ』という気持ちでいます。今年の辰巳ゆうとは気合が違います」。デビュー8年目を迎えた“演歌界の王子様”が目の色を変えた。