河合優実ブルーリボン賞主演女優賞 「ふてほど」人気で注目、映画では難役を演じ分ける
日刊スポーツ / 2025年1月29日 5時0分
東京映画記者会(日刊スポーツなど在京スポーツ紙7紙の映画担当記者で構成)主催の第67回(24年度)ブルーリボン賞が28日までに決定し、「ふてほど」人気で注目された河合優実(24)が主演女優賞を射止めた。自主製作からブームを巻き起こした「侍タイムスリッパー」が作品賞、主演男優賞の2冠に輝いたほか、助演賞にはそろって「大物」が選出された。授賞式は2月12日に都内で開催する。
◇ ◇ ◇
24年は河合優実の年だった。出演したTBS系ドラマ「不適切にもほどがある!」が年間流行語大賞となった一方で映画では難役を演じ分けた。
「あんのこと」で、毒親と薬物中毒の克服にもがく少女の絶望を演じ、「ナミビアの砂漠」ではやり場を失った現代女性の鬱屈(うっくつ)を表現した。
「実話の『あんのこと』では、入江悠監督が『年齢的に河合さんの方が杏(役名)のことが分かるはず』と言ってくださったので、(役に入った)自分の体でストーリーを担っている感覚がありました。必死でしたね。体重も減りました」
「ナミビアの砂漠」は対照的だ。「この仕事を志したきっかけが高校生の時に出会った山中瑶子監督の『あみこ』でしたし、同世代の監督との現場を楽しみました」と振り返った。
選ぶ言葉の端々から撮影現場での真剣さが伝わる。
「お酒の席では、たわいのない話ばかりです。M-1とかは家族でわいわい見ます。今は言葉を選んでちゃんと伝えたいと思っていますが、その分、家ではハチャメチャですよ」
この切り替えだけでなく、作品ごとの方言の自然さや振りのうまさに定評がある。「ダンスを習っていたので、動きや音をとらえる部分が鍛えられたのかもしれません。何かをコピーするのが好きですね」。CMでは小泉今日子の「なんてったってアイドル」を歌った。「授賞式で(今回助演女優賞の小泉に)お会いしたら、ちゃんとあやまりたいです」と照れ笑いした。【相原斎】
この記事に関連するニュース
-
【ブルーリボン賞】入江悠監督『あんのこと』で監督賞 主演・河合優実に感嘆「彼女はさらにさらに聞いていく」
東スポWEB / 2025年1月29日 5時13分
-
【ブルーリボン賞】『オッペンハイマー』が外国作品賞「公開にあたりご尽力頂いた皆様に感謝」
東スポWEB / 2025年1月29日 5時13分
-
【ブルーリボン賞】主演女優賞・河合優実は売れっ子の実感なし「街で全然声を掛けられない」
東スポWEB / 2025年1月29日 5時13分
-
【ブルーリボン賞】7本出演・小泉今日子のゆる~い展望「寝転がって猫と一緒に韓国ドラマを見たい」
東スポWEB / 2025年1月29日 5時13分
-
【ブルーリボン賞】河合優実が主演女優賞!知名度急上昇も「まだ売れてない」謙虚にもほどがある
スポーツ報知 / 2025年1月29日 5時0分
ランキング
-
1フジ元人気女性アナ、“上納と中居熱愛”を否定も「誰が信じるんだ」衝撃キスプリクラ流出の過去
週刊女性PRIME / 2025年1月30日 21時0分
-
2「ダウンタウンDX」 23日放送の直前変更、説明なし 次週予告も別内容で「なんか問題発生…」心配の声
スポニチアネックス / 2025年1月30日 23時10分
-
3「1月末までフジテレビ解説委員で2月からフリー…」…「めざまし8」で古市憲寿氏がフジテレビ「解説委員」の「退社」を伝えスタジオ騒然
スポーツ報知 / 2025年1月30日 8時47分
-
4フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月29日 13時32分
-
5東野幸治とハライチが春の番組改編で大ピンチ…松本人志、中居正広のスキャンダルでトバッチリ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月30日 16時3分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください