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石戸諭氏「自制を促したい」「余計な話が多い」フジテレビ会見の二次加害誘発質問や不規則発言に

日刊スポーツ / 2025年1月28日 17時14分

大阪市福島区のABC朝日放送グループ本社屋(2024年8月撮影)

作家の石戸諭氏が28日、ABCテレビ「newsおかえり」(月~金曜午後3時40分=関西ローカル)に生出演し、芸能界を引退した中居正広氏(52)の女性トラブルに社員が関与したなどと報じられた問題で、フジテレビが27日から28日へ日付をまたいで行った記者会見について言及した。

会見には191媒体437人が出席。石戸氏も参加した。「2度目の会見の意味が見えなかった」と感想を述べ、経営陣が「質問に対してどこまで答えて良いのか、いまだに整理できていない」と振り返った。

会見では報道陣のスタンスも問題となった。

石戸氏は「近年、話題の記者会見はショービジネスのようになっている。こんなに話題のコンテンツとして消費されることはかつてなかった。ここ数年の劇的な変化の1つ。フルオープンにすればするほど自分で動画を回したり、質問する姿を取らせたりというのが目立つようになった。昔はそういうことをやるのは、一部のワイドショーとかアナウンサー中心だったが、今はフリーランスの記者でも、自分が質問するのを動画で回すようなことが当たり前のようになっている」。

会見では、女性のプライバシーを損なうような質問も飛び交い、石戸氏や「THE HEADLINE」編集長の石田健氏がクギを刺す場面もあった。

石戸氏は「今、問われているのはフジテレビだけじゃない。ジャーナリストのあり方も問われているという意識を持たないといけない」と女性への二次加害を引き起こしかねない質問や、不規則発言が飛び交った事態を憂慮。

続けて、「人権を守るという名の下に、人権を守ると叫んでる人たちが、まるで二次加害、人権侵害に当たりかねない、それを誘発しかねないことを言う。これは大変に問題。自分たちで気付かないといけないのに、気付くことができなかった。フジテレビも注意してなかったが、もっと言わないといけない」とし、「非常に問題の多いあり方だった。早急に、自分たちがやってきたこと、不規則発言が正しかったかどうかは自制を促したい」と苦言を呈した。

会見中、記者同士で協力して深掘りする動きも見えなかったといい、「昔の記者会見ではそういう配慮もあった。今はいかに自分が目立つかというのを考える。とうとうと自説を述べたり、長々と演説から入ってみたり、思いを口にしたり。僕からすると、余計な話が多い場になってしまっている。残念と言えば残念」と嘆いていた。

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