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前田公輝「27年間で一番幸せを感じる時間」主演ミュージカル「ミセン」2月に愛知、東京公演

日刊スポーツ / 2025年1月28日 22時12分

主演ミュージカル「ミセン」の愛知・東京公演を前に、碁を打つポーズをする前田公輝

俳優前田公輝(33)がこのほど、都内で主演ミュージカル「ミセン」の取材会を行い、見どころを語った。

14年に韓国で社会現象になったドラマのミュージカル化。14日に大阪公演を終えた。2月1日には愛知公演(愛知県芸術劇場大ホール)が、同6日からは東京公演(めぐろパーシモンホール)がスタートする。

「世の中、そんなドラマみたいにはいかないだろってところをちゃんと表現する。不条理なことがあって、それを乗り越えた時に見えてくる世界は素晴らしいと思う。それを全体通して見てほしいですね」とアピールした。

囲碁のプロ棋士になる夢をあきらめ、商社にインターン入社した主人公チャン・グレを演じている。「(演出の)ルピナさんが、日本でも違和感がないように寄り添ってくださった。韓国のカルチャーをまぜて、日本らしさも生かしつつミュージカルにするとこういう形になる」と話し、「ミュージカルの入り口としてすごくいい」と観劇が初めての人にも薦められるとした。

「ミセン」とは韓国特有の囲碁用語。「死んでもいないし、生きてもいない石」のことで、進め方次第で完全に生かされている状態「ワンセン」になる。「ステージ上に碁盤の線が入っているんですけど。その人なりの正義を貫いて、生かされる石になる。その石をつくるための公演にしよう」と向き合っている。

韓国で社会現象を起こした理由の1つを「共感」と分析する。「韓国の作品にファンタジーやフィクションがある中で、リアリティーにあふれている」という。ネタバレにならないよう懸念しつつ「『ワンセン』になっているかもしれないと、チャン・グレが思っている時の感情はすごく共感しますね」と明かした。

生きていて同じ日はない。同じ瞬間もない。舞台上でも日替わり要素があり、その日、最善の芝居を共演者たちとできている実感がある。「2時間ずっと出続けてるんですけど、僕が一番(客席から)見たいなって思っちゃう」。6歳から芸能活動を続けている中で、「27年間で一番幸せを感じる時間がミセンの現場なんですよ。その環境をつくってくれているのは、楽曲を含めて、このミセンのチーム」と胸を張る。

取材には一見、チャン・グレ衣装のようなスーツ姿で現れたが、違ったようで-。「本当はインターンのスーツで来ようと思ったんですけど、愛知に全部送っちゃって。自前のフォーマルなブランドものしかなかった。だから今日は『ミセン』っていうより『ワンセン』になったチャン・グレとして見ていただければ」と笑った。

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