泉房穂氏が森永卓郎さんを追悼 生前伝えられた言葉明かす「泉さんは…」2月ラジオ共演予定

五輪と経済について思いを語った森永卓郎さん（2020年6月撮影）

元衆院議員で兵庫県明石市長を務めた泉房穂氏は29日、自身のX（旧ツイッター）を更新し、28日に67歳で亡くなった経済アナリスト森永卓郎さんを追悼した。

泉氏は、担当するラジオの特番で2月に森永さんと共演する予定だったことを伝えたニュース記事などを引用し、森永さんからかつて伝えられた言葉を記載。「『泉さんは長距離ランナー、私は短距離ランナー。ただただ全速力で走り抜ける。実は目指しているゴールはまったく同じ』。森永卓郎さんは私との共著でそう言っておられた。本当に全速力で走り抜けられてしまった。残された者として、ゴールまでしっかりと走り切ることを誓う」と投稿。森永さんの思いを継いで、今後活動していくとの決意を記した。

訃報が伝えられた28日夜には「来週もお会いする予定だった。2月8日（土）の特別番組（『森永卓郎と泉房穂の情熱ラジオ！フルスイング！』）も楽しみにしていた。病状が悪化しているとは伺っていたが、『まさか、こんな急に』とは思ってもいなかった。訃報にふれ、言葉もない。ただ、ご冥福を祈るばかりだ」と、記している。

森永さんは28日午後1時33分、原発不明がんのため、自宅で亡くなった。67歳。同日、所属事務所が発表した。葬儀は近親者のみの家族葬で執り行うという。