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日本映画界は00年以降、アニメの比率が43対57で「1番、高い」 映連2024年記者発表

日刊スポーツ / 2025年1月29日 15時13分

2025年新年記者発表会を開いた、映連の島谷能成会長(撮影・村上幸将)

日本映画製作者連盟(映連)は29日、都内で2025年新年記者発表会を開いた。席上で、島谷能成会長(72=東宝会長)は2024年の全国映画概況を発表し、興行収入で発表するようになった2000年(平12)以降、アニメの比率が1番、高かったと発表した。同会長は「邦画は42対57で、洋画は47対53。トータルで43対57。00年以降、アニメの比率が1番、高い」と説明。興収100億超え作品は、前年から1本減の2本。「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」が158億円とトップで、2位は「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」が116億4000万円と、いずれもアニメだった。島谷会長は「100億超えが2本、アニメだったのも大きかった」と話した。

日本映画の年間興収は、2069億8300万円で前年比93・5%だった。うち、邦画は前年から106億円増の1558億円で、16年の1486億800万円を超えて「圧倒的な興収の日本映画新記録」と説明。一方、洋画は23年の米ハリウッドのストライクの影響を受け、前年比69・8%の511億8300と落ち込んだ。

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