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森田健作のBS日テレ「人生ケンサク窓」東京タワー、マザー牧場の前田伸社長がゲスト

日刊スポーツ / 2025年1月30日 5時0分

森田健作(左)と前田伸社長

俳優森田健作(75)がホストを務めるBS日テレ「人生ケンサク窓」(毎月第2、第4土曜午前9時)の3月8、22日の放送に、東京タワーとマザー牧場の前田伸社長(62)がゲスト出演する。

前田社長は日本工業新聞(現サンケイ新聞)を創業、東京タワー、マザー牧場も創設して、参議院議員を務めた前久吉氏の三男。1987年(昭62)に慶大法学部を卒業して、大阪銀行に就職。90年(平2)にはマザー牧場の副社長、92年には社長に就任。代表取締役となった。「経営者難があったんですね。銀行業から牧場業に呼び戻されたんです。ただ、副社長や社長といっても入場券切りや駐車場の整理なども経験しました。しかも、バブル崩壊で人員の整理などのも直面して正直言って大変でした」。

05年には東京タワー社長も兼務することになったが、バブル崩壊後の損失で100億円もの負債が発覚。返済のための新事業として観光事業の強化を図った。前田社長は「タイミングが良かった。リリー・フランキーさんの小説(『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』)が映画化されたことで注目を集めたんです」と振り返った。

森田は「(09年に)千葉知事になってマザー牧場にうかがってからの付き合いになる。でも、『明星』と『平凡』という芸能誌があって、それこそデビュー当時からたびたびお世話になっていたんですよ」。東京タワーについても「高校(正則高校)が芝公園にあったから、毎日毎日、東京タワーを見続けてきた」と笑顔を見せた。

前田社長は父の久吉氏について「60代になってからの子だったので、家族で旅行に行ったことなどは覚えていますが、仕事などをやる姿は見ていなかったので、直接的なことは分かりませんね。森田さんとも知り合うなど、人との縁に助けられてきた」と人生の教訓を語った。

人生を支えてきた1曲としてジョン・デンバーの「カントリー・ロード」を挙げた。「アメリカの田舎を歌ったものですが、この曲を聴いていると、気持ちが癒やされるんですよ」と笑った。

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