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元フジアナ渡邊渚さん「雨の日」記述初エッセーに「稲妻に打たれた」「応援したい」レビュー続々

日刊スポーツ / 2025年1月30日 11時11分

渡邊渚さん(2022年3月撮影)

一昨年7月から病気療養中で、昨年8月末でフジテレビを退社した元アナウンサーの渡邊渚さん(27)の初フォトエッセー「透明を満たす」(講談社)が29日、発売された。

大手ネット通販サイト「amazon」ランキングでは「タレント本(総合)の売れ筋ランキング」で1位発進。発売初日から2日目も1位をキープしており、好スタートとなっている。

30日午前10時時点での同サイトでのレビュー(口コミ)は140個にものぼる。「エッセーを読んで稲妻に打たれたような気持ちになりました この方は、本当に本当にどん底まで沈んで、一つ違っていれば向こう側へ渡ってしまっていたかもしれないのだと。逆にいろんな方の支えで戻ってきたからこそ、心の声に従えるようになって今の動き方が出来るようになったんだなと。少し値段は張りますが、PTSDなどが無い人は是非読んでほしい ある人は、フラッシュバックに気をつけて、出来れば他の方と一緒に読んでほしい 心を殺されて、それでも帰ってくることが出来た彼女のこれからを応援したいと思います」「勇気をもって書いてくれてありがとうございました。この本は、たしかに確実に私のこころを満たす力になりました。私はずっとあなたのことを応援しています」「PTSDではないですが過去に鬱病を患った事があるので、共感出来る部分が多かったです」などの書き込みがあった。

同作は初のフォトエッセーは5万字超のオール書き下ろしと、80ページにわたるグラビア撮り下ろしで構成されている。帯には「病や逆境があったって、私は人生を諦めない」とあり、「まえがき」には、渡邊さんが本書を執筆した理由が書かれている。

PTSD(心的外傷後ストレス障害)との闘病を公表している渡邊さんは、その引き金となった「雨の日」についても言及。入院するまでの経緯、療養中についても赤裸々につづった。

また、昨夏のパリ五輪で大好きなバレーボールを現地観戦した経緯などにも触れている。章の最後には、病気になったことについて、現在の率直な思いを打ち明けている。

グラビアパートでは、ボディーラインが浮き出るニットや、チューブトップのワンピースで笑顔の写真が公開されている。今月17日に自身のインスタグラムで「信頼できるスタッフの方々のお力で、素敵な写真になりました」とつづり、自信を見せていた。

慶大卒の渡邊さんは20年にフジテレビに入社。アナウンサーとして「めざましテレビ」や「ぽかぽか」などの人気番組を担当していたが、23年7月から体調不良で療養。病名は公表していなかったが、昨年10月1日の投稿で「PTSD」を患っていたことを公表。今年2月から公式ホームページと公式メンバーシップ「Lighthouse」開設する。

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